2026年7月16日の両学長ライブは、日本時間の7月16日(木)朝6時39分のあいさつから始まりました。YouTubeの配信開始メタ情報は6時38分、動画タイトルには「7/16 8:30まで」とあります。これらを照合し、この記事は2026年7月16日の配信として整理します。

今回のライブで印象に残ったのは、家電の延長保証から副業まで、違う話題に見えても判断の軸は共通していたことです。不安だけで保証へ入るのではなく、損失の大きさを数字で見る。自己流で何年も止まるのではなく、先に経験した人へ聞く。副業を始めたいなら、頭の中で完成させてからではなく、必要な許可を取り、小さく公開する。どれも「感情を否定せず、行動できる形へ整える」という話でした。

この記事は動画の全文転載ではありません。公開字幕がなかったため、約2時間3分の音声を文字起こしし、講義、お手紙、Q&Aを要約・整理・言い換えました。Amazon製品保証はAmazon公式、地方公務員の兼業は地方公務員法と総務省資料、NISAは金融庁、医療費控除は国税庁の情報も確認しています。情報は2026年7月16日時点です。制度、料金、商品、サービスの条件は変更される可能性があるため、利用前に公式情報をご確認ください。

今回のライブで学んだこと

今回の学びを一言でまとめるなら、「安心を買う前に、何から守りたいのかを言葉にする」です。

保証や保険は、入っていれば落ち着くように感じます。しかし、何でも保証へ入ると、小さな支払いが積み重なります。反対に、大きな事故や賠償など、発生したときに貯金だけでは生活を立て直せない損失まで自己負担にすると、家計を守れません。

大切なのは、保険という名前が付いているかではなく、起きる可能性と損失額を分けて考えることです。数万円の家電が故障した場合、生活防衛資金から買い直せる家庭も多いでしょう。一方、自動車事故で高額な賠償責任を負う、働き手が亡くなり家族の生活費が不足する、火災で住まいを失うといった事態は、家計への影響が大きくなります。

ライブでは延長保証を一律に勧めるのではなく、「壊れたら家計が破綻するか」という視点が示されました。これは分かりやすいものの、最終判断は商品の価格、手元資金、使用環境、保証範囲、免責事項によって変わります。例えば、仕事で毎日使う機器が壊れ、代替品をすぐ買えないなら、家庭用の小型家電とは影響が違います。

僕はこれまで、保証の金額だけを見て「安いから付けてもよい」と考えることがありました。しかし、安くても不要な支出なら残ります。今後は価格の前に、最大損失、買い直せるか、メーカー保証と重複しないか、申請にかかる手間を確認します。

Amazon製品保証から考える延長保証

ライブ内のニュースとして取り上げられたのが、新しく始まった「Amazon製品保証」です。

Amazon公式によると、家電やデジタル機器の対象商品を購入するときに、商品詳細ページや購入画面から延長保証を選べます。自然故障に対応する5年間のプランと、自然故障に加えて落下や水濡れなどにも対応する3年間のプランが案内されています。料金は支払方法などで変わり、対象商品も順次拡大される予定です。

故障時は注文履歴から申請でき、保証範囲内では診断料、配送費、訪問費、設置費なども含まれると説明されています。一方、盗難や紛失は対象外で、代替機も原則として提供されません。また、このサービスは保険商品ではなく、Amazonとアシュリオン・ジャパン株式会社などによる延長保証サービスです。

ここで注意したいのは、「申請しやすい」と「自分に必要」は別だということです。手続きが簡単でも、故障時に自費で買い替えられるなら、保証料を毎回払わず、その分を予備費として持つ考え方があります。反対に、持ち運びが多く物損の可能性が高い、業務に不可欠で故障時の負担が大きいなど、利用状況によっては比較する意味があります。

加入前に確認したいのは次の項目です。

  • メーカー保証の期間と範囲
  • 自然故障と物損のどちらが対象か
  • 故障時に修理、交換、返金のどれになるか
  • 保証上限と免責事項
  • 紛失、盗難、経年劣化の扱い
  • 解約や年払いの条件
  • 同等品を自費で買い直した場合の負担

保証は安心感で選びやすい商品です。だからこそ、購入画面で即決せず、商品価格と家計の予備費を並べてから判断したいところです。

先輩に聞くと収穫が変わる

今回のお手紙コーナーでは、オフ会で知り合った先輩に玉ねぎの育て方を聞いた方の話が紹介されました。

長年、自己流で育ててもピンポン玉ほどの玉ねぎが少しできるだけだったそうです。ところが、農家の先輩へ作り方を教えてもらうと、今年は見違えるほど収穫できました。お金の話ではありませんが、副業や資産形成にもそのまま当てはまります。

調べる力は大切です。ただ、経験者は、検索結果に書かれにくい順番、地域差、失敗しやすい箇所を知っています。自分で試す前にすべて教えてもらうのではなく、いったん行動し、どこで困っているかを具体的にして質問する。その方が、相手も答えやすくなります。

「何をすればよいですか」と丸投げするより、「ここまで試したが、この工程で小さくなる。土と水やりのどちらを見直すべきか」と聞く方が、次の一歩が明確です。副業でも「稼げる仕事を教えてください」ではなく、「動画編集を3か月続け、作品を5本作ったが営業先が見つからない」と伝える方が、具体的な助言を得られます。

hidekunとしては、一人で悩んだ時間を努力と勘違いしないようにしたいと感じました。自分で考える時間に期限を置き、一定時間を超えたら経験者へ質問する。このルールなら、依存せず、遠回りも減らせそうです。

墓石職人の「石の盾」と二代目の挑戦

墓石職人の方からは、チャンネルの節目を祝う「石の盾」と手紙が届きました。

その方は父親が始めた石材店へ入り、現場で技術を学びながら、将来の事業承継へ備えています。経験不足を感じながらも、自社ホームページをAIで作り、墓石へ彫る文字の誤りを事前に確認する仕組みを作り、SNSや動画で認知を広げる行動を始めていました。

家計面では、子どもの誕生をきっかけにお金を学び、保険や通信費を見直し、生活防衛資金を作り、教育費に向けたNISAの積立も始めたという流れが語られました。副業では複数の挑戦を経て、動画編集で初めて収入を得た経験が、本業で新しいことへ動く自信にもつながったそうです。

事業承継は「家業を継ぐ」と決めただけでは進みません。技能、顧客、仕入れ、経理、集客、採用を段階的に引き継ぐ必要があります。ライブでは、その方が今できるホームページや発信から着手している点が印象的でした。

石の盾は単なる記念品ではなく、職人が仕事へ込めている思いを伝える作品でした。AIで効率化できる部分が増えても、故人や家族の記憶を石へ刻む仕事には、依頼者の話を聞く力と技術が残ります。新しい道具を使いながら、仕事の核は守る。この姿勢は、どの仕事にも参考になります。

52歳公務員の副業挑戦

もう一つ印象に残ったのが、52歳の小学校教員から届いた副業挑戦の話です。

家計管理を始めた当初は、毎月約8万6,000円を保険へ払っていたと紹介されました。解約すると約70万円の元本割れになるため迷ったものの、契約を整理し、その後も家計改善を続けました。ここは、保険を解約すれば資産が同じように増えるという意味ではありません。あくまで一人の家計改善と行動の経過です。

その方は退職後に焼き芋店をしたいと考え、サウナ後にも食べやすい冷凍焼き芋を試作しました。経験者へ相談し、機材、温度、時間、食材を試しながら商品を形にしていきます。ただし、公務員であるため、無許可で販売するのではなく、勤務先へ兼業許可を申請しました。

地方公務員法第38条では、任命権者の許可を受けずに営利企業を営むことなどを制限しています。実際の許可基準や手続きは自治体、任命権者、勤務内容で異なります。総務省も地方公務員の兼業に関する留意事項を示していますが、「公務員なら同じ条件で副業できる」とは言えません。始める前に所属先の規程と正式な申請手続きを確認する必要があります。

お手紙の方は、先行事例を調べ、申請文を作り、約3か月後に許可を得たという趣旨でした。食品衛生に関する資格、保健所への届出、販売ページ、梱包、発送も準備しました。それでも公開ボタンを押す直前で迷い、約2週間止まってしまいます。

最後は「当たったつもり」で販売を開始し、翌日に最初の注文が入りました。完成してから始めたのではなく、不備を直しながら一件目へ進んだのです。

この話から学べるのは、年齢よりも、課題を小さく分けることです。

  1. 商品の仮説を作る
  2. 経験者へ聞く
  3. 試作品を作る
  4. 法令、職場規程、必要な許可を確認する
  5. 小さく販売する
  6. 反応を見て改善する

公務員に限らず、会社員も就業規則、労働時間、競業、秘密保持、税務を確認します。家族名義を使うなど、実態を隠す方法で進めるのではなく、正式な手続きを踏むことが、長く続ける土台になります。

家計や資産形成へ生かせること

ライブ後半のQ&Aでは、NISA口座への移し替えや、使う予定が決まっていない預金の扱いも話題になりました。

金融庁の現行NISAでは、つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円で、合計年360万円まで利用できます。非課税保有限度額は合計1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円です。

特定口座の商品を売り、NISAで買い直す場合、売却益には税金がかかることがあり、売却から買い直しまでに価格が動く可能性もあります。ライブでは、NISA枠を埋めることだけを目的に投資額を決めず、長期で持つ予定の資産をどう配置するか考える趣旨で回答されていました。

また、普通預金の400万円をどうすればよいかという質問には、先に「いつ、何に使うお金か」を決める必要があるという回答でした。数年以内の教育費、車、住宅修繕に使う資金と、15年以上使う予定のない老後資金では、置き場所が変わります。

僕なら次の順番で整理します。

  • 生活防衛資金を分ける
  • 5年以内に使う予定を一覧にする
  • 10年前後で使う可能性があるお金を分ける
  • 長期間使わない資金だけを投資候補にする
  • NISA枠より先に、自分の目的とリスク許容度を確認する

投資先を決める前に使用時期を決める。この順番を守ると、値下がり時に必要資金を取り崩す事態を避けやすくなります。

ライブ内のQ&Aまとめ

Q1.Amazon製品保証や家電の延長保証は入るべきですか?

故障時の最大損失を自分の貯金で負担できるかが判断軸です。少額家電は自費で買い直す選択もあります。加入する場合は、対象外条件、保証上限、メーカー保証との重複を確認します。

Q2.高額な冷蔵庫でも延長保証は不要ですか?

価格だけで決めず、壊れたときに家計と生活がどの程度困るかを考えるという回答でした。買い替え資金を準備できるか、仕事や介護などで停止が大きな問題になるかも含めて判断します。

Q3.子ども用のパソコンは安い機種を共有するか、一人一台にするか?

プログラミングへ関心があるなら、無理のない範囲で一人一台を用意し、標準的で長く使える機種を選ぶという趣旨でした。高額機種を急いで買うのではなく、必要なソフトと学校の指定も確認します。

Q4.教員が仕事中のミスに備えて個人で保険へ入るべきですか?

勤務中の責任と個人の日常生活の賠償は分けて確認します。職場の補償や自治体の扱いを確認せず、個人保険を重ねないことが大切です。日常生活の個人賠償責任特約は、火災保険や自動車保険との重複にも注意します。

Q5.配当金を使っても、給与から同額を再投資したら同じですか?

資産全体の計算では近い面がありますが、お金の流れと使いやすさが違うという回答でした。配当を生活へ回す仕組みが、自分にとって資産を使うきっかけになるかを考えます。税金やNISA口座の違いも確認します。

Q6.子育て中で副業時間を取れません。朝型から夜型へ変えるべきですか?

一歳児を育てながら働くだけでも負担は大きく、今は無理に成果を増やさなくてよいという趣旨でした。生活リズムを崩す前に、同じ状況を経験した人へ工夫を聞き、短時間でできる作業へ分けます。

Q7.築10年でハウスメーカーから外壁塗装を勧められました。

年数だけで即決せず、外壁材、劣化状況、面積、工法を確認します。ハウスメーカーの保証条件も書面で確認し、地元の専門業者を含む複数社から、同じ条件で見積もりを取るという回答でした。

Q8.医療費控除は保険診療だけが対象ですか?

自費診療だから一律に対象外ではありません。国税庁は、治療目的の一定の歯列矯正、オルソケラトロジー、治療のためのあん摩、はり、きゅうなどを対象例として示しています。一方、美容目的や疲労回復の施術は対象外になり得ます。目的と領収書を確認します。

Q9.特定口座の投資信託を売ってNISAへ移すべきですか?

長期保有する資産で、売却後に余計な商品へ変えず買い直せるなら検討余地があります。一方、売却益への課税、価格変動、使い込み、別商品へ迷う可能性もあります。金額が小さい場合は、今後の積立だけNISAへ変える方法もあります。

Q10.NISA枠で買い切れない分は現金で翌年まで待つべきですか?

もともと長期投資する予定の資金なら、NISA枠だけを基準に現金で待つのではなく、課税口座も含めて資産配分を考えるという趣旨でした。翌年の移し替えには税と価格変動があるため、機械的に決めず確認します。

Q11.祖父から相続した個別株を残してよいですか?

将来の株価は分からないため、資産形成だけを目的にするなら分散投資と比較します。思い出として残す目的なら、その価値も本人が決められます。保有理由、銘柄集中、家計全体への影響を分けて考えます。

Q12.普通預金400万円はどう使えばよいですか?

先に使う時期と目的を決めます。近い将来に使うお金は値動きのある資産へ入れず、長期間使う予定がない部分だけを投資候補にします。商品選びより資金の役割分けが先です。

Q13.イラストの副業は何から始めればよいですか?

コミュニティへ入るだけで成果が出るのではなく、主体的に作品を作り、先に仕事をしている人へ聞くことが必要という回答でした。まず作品例、提供できる内容、納期、価格を仮決めして、小さな依頼を受ける準備をします。

Q14.心身が限界なら退職代行を使ってもよいですか?

心と体が傷んでおり、会社とのやり取りが難しいなら、利用を罪悪感で避けなくてよいという趣旨でした。サービスの運営者、料金、弁護士対応の範囲、会社から受け取る書類を確認し、必要に応じて医療機関や公的相談窓口にも相談します。

Q15.50代半ばから学びや資産形成を始めても遅くありませんか?

遅くないという回答でした。大きな副業収入を急いで目指さなくても、詐欺からお金を守る、固定費を見直す、長期投資の基本を知るだけで差が出ます。年齢より、今日から続けられる行動を選びます。

副業・詐欺・トラブル対策

ライブ序盤では、家族がポンジ・スキームと思われる案件へ複数回お金を出しているという話もありました。

投資詐欺は、知人、SNS、有名人を装う広告、交流会など、身近に感じる接点から始まります。「元本保証」「毎月高配当」「紹介すれば報酬」「今だけ」といった説明があっても、その場で送金しないことが大切です。金融商品を扱う事業者は、金融庁の登録状況を確認します。家族がすでに送金している場合は、責めるより、追加送金を止め、振込記録やメッセージを保存し、警察や消費生活センターなどへ早めに相談します。

副業でも、成功例だけを見て高額な教材や機材を先に買わないようにします。今回の公務員の事例が参考になるのは、いきなり店舗を借りず、試作、許可、販売ページ、一件目という順番で進めた点です。

行動は早い方がよくても、法令確認を飛ばす意味ではありません。「小さく始める」と「内緒で始める」は別です。職場の規程、食品の許可、税務、顧客への説明を整え、後から続けられなくなるリスクを減らします。

hidekunの実践メモ

今回のライブを聞いて、僕は二つのチェック表を作ることにしました。

一つ目は保証を勧められたときの表です。商品価格、保証料、メーカー保証、最大損失、買い直しに必要な日数、対象外条件を書きます。「安いから」ではなく、家計を守る効果があるかを見ます。

二つ目は、行動が止まったときの表です。今どこで止まっているか、自分で試したこと、誰に聞けばよいか、次の最小行動を書きます。玉ねぎの話のように、自己流で何年も悩む前に質問します。

副業については、公開前に完成度を上げすぎないようにします。法令や安全に関わる部分は先に確認し、デザインや文章など後から直せる部分は、小さく出して反応を見ます。最初の一件を得るまでの期間を、失敗ではなく検証期間として扱いたいです。

今日からできる実践リスト

  • 加入中の延長保証と保険を一覧にする
  • 家電ごとに自費で買い直せる上限を決める
  • メーカー保証と有料保証の重複を確認する
  • Amazon製品保証は対象範囲と除外条件を公式ページで読む
  • 過去一年の保険料を合計する
  • 困っている作業を一文で説明できるようにする
  • その作業を経験した人へ具体的な質問を一つ送る
  • 副業は就業規則と許可手続きを先に確認する
  • 食品販売など許認可がある仕事は管轄窓口へ確認する
  • NISA枠より先に、資金を使う時期を決める
  • 医療費の領収書を年ごとにまとめる
  • 高利回り案件は送金前に登録事業者か確認する
  • 50代以降でも、守る力から一つ学び直す

確認した公式情報

まとめ

2026年7月16日のライブでは、Amazon製品保証を題材に、延長保証を安心感だけで選ばない考え方を学びました。故障したときの最大損失を出し、家計で負担できるかを考える。入る場合も、メーカー保証、対象外条件、申請方法を確認する。この順番なら、必要な備えと不要な固定費を分けやすくなります。

お手紙からは、行動を前へ進める方法も見えました。自己流で育たなかった玉ねぎは、先輩に聞いて収穫が変わりました。墓石職人は、伝統的な技術へAIや発信を組み合わせました。52歳の公務員は、許可と食品販売の準備を整え、不安を抱えながら公開ボタンを押しました。

僕が今日から実践するのは、不安をそのまま支出へ変えないことと、迷いをそのまま時間へ変えないことです。保証なら数字を確認し、行動なら経験者へ聞き、投資なら目的と期間を先に決めます。小さくても正式な手順で一歩進めば、家計を守る力と稼ぐ力を同時に育てられると感じました。