今回のライブで学んだこと

2026年6月15日の両学長ライブは、仕組み預金、年金、家計管理、投資、使う力など、お金の守り方に関する話題が多い回でした。

今回、私が一番大事だと感じたのは「お金は増やす前に、まず守る仕組みを作る」ということです。

高い利回りに見える金融商品、短期間で大きく増やしたい気持ち、なんとなく続けているサブスクや契約、老後のお金への不安。どれも身近な話です。ただ、焦って動くほど、判断を間違えやすくなります。

ライブ内では、仕組み預金のように「預金」という名前がついていても中身は複雑な商品があること、年金制度に不安があっても個人でできる備えを進めること、投資ではニュースに振り回されすぎないことが語られていました。

この記事では、動画の全文を書き起こすのではなく、hidekunの実践メモとして要点を整理します。投資、税金、年金、金融商品に関する内容は、制度変更や個別事情によって判断が変わります。最終判断はご自身で行い、必要に応じて公式情報や専門家の情報も確認してください。

お金に関する主要テーマ

今回のお金に関する主なテーマは、次のように整理できます。

  • ボーナスや収入の8割で暮らす考え方
  • 今を楽しむお金と将来に回すお金のバランス
  • 住宅ローン返済と贈与税の注意点
  • 高配当株や相続株の扱い
  • インデックス投資でニュースに振り回されない考え方
  • 高額なSNSスクールや情報商材への注意
  • ポイ活に時間を使いすぎないこと
  • ウォーターサーバーなど長期契約の注意点
  • 生活防衛資金と特別費の分け方
  • 仕組み預金のリスク
  • 医療保険と公的保険の考え方
  • 使う力と経験へのお金の使い方
  • 世界の年金事情と日本でできる自己防衛

全体を通して見ると、今回のライブは「一見お得そうに見えるものほど、中身を確認する」というメッセージが強かったように感じます。

利回り、ポイント、節税、無料相談、高配当、短期で資産を増やす話。こうした言葉は魅力的です。でも、お金の勉強をするほど、表面の言葉よりも仕組みを見ることが大切だと分かります。

家計を整えるために大切な考え方

ライブ前半では、収入のうちどれくらいを使い、どれくらいを将来に回すかという話がありました。

よく「収入の8割で暮らす」という考え方があります。ただ、動画内では、これはあくまで目安だと整理されていました。基本給だけで暮らしてボーナスを貯めるのか、ボーナス込みで8割にするのかは、働き方や収入の安定度、目指す資産形成のペースによって変わります。

大切なのは、数字だけを守ることではありません。

自分がどんな人生を送りたいのか。どれくらいのペースで資産形成したいのか。今の経験にどれくらいお金を使いたいのか。老後にどれくらい備えたいのか。

このバランスを考えることが、家計管理の本質なのだと思います。

貯めすぎても、使いすぎても、どちらも後悔につながる可能性があります。今を全部我慢して将来に回しすぎると、若い時期にしかできない経験を逃すかもしれません。一方で、今を優先しすぎると、働けなくなったときや老後に困るかもしれません。

私自身の実践メモとしては、「毎月いくら貯めるか」だけでなく、「何のために貯めるのか」を書き出したいと思いました。生活防衛資金、特別費、老後資金、経験に使うお金を分けて考えると、支出にも納得感が出やすくなります。

資産形成で焦らないために意識したいこと

今回のライブでは、投資に関するQ&Aもいくつかありました。

印象的だったのは、ニュースが出ても長期投資でやることは大きく変わらない、という話です。世界情勢や株価のニュースを見ると、「今すぐ何かしないといけないのでは」と感じることがあります。

でも、長期のインデックス投資をしている場合、短期のニュースで売ったり買ったりを繰り返すより、淡々と続ける方が合う人もいます。もちろん投資にはリスクがありますし、元本割れの可能性もあります。だからこそ、生活防衛資金や特別費まで投資に回さないことが大切です。

また、相続した個別株をどうするかという相談もありました。合理的に考えるなら、分散された投資信託に組み替える選択肢があります。一方で、家族が残してくれた株を大切に持ち続けたいという感情もあります。

ここに正解はひとつではありません。

お金だけで考えるのか、思い出も含めて考えるのか。配当がほしいのか、長期成長を重視するのか。税金やNISA枠をどう使うのか。こうした条件で答えは変わります。

短期間で資産を大きく増やしたいという相談もありましたが、インデックス投資に過度な期待をしすぎるのは注意が必要です。7年で資産を何倍にもしたい場合、投資だけで考えるとリスクが大きくなりやすいです。入金力を上げる、副業や転職で稼ぐ力を鍛える、支出を整えるなど、家計全体で考える方が現実的です。

資産形成で焦らないためには、次の順番を意識したいです。

  • 生活防衛資金を作る
  • 特別費を現金で分ける
  • 毎月の収支を把握する
  • 長期で使わないお金だけ投資に回す
  • 短期で何倍にも増やす前提にしない
  • 投資商品より先に、自分の目的を決める

投資は便利な道具ですが、家計の土台がない状態で使うと不安が増えます。焦るときほど、まず家計表に戻るのがよさそうです。

お金の失敗を避けるための注意点

今回の中心テーマのひとつが、仕組み預金でした。

動画内では、仕組み預金について「預金」という名前がついていても、一般的な普通預金や定期預金とは性質が違う、複雑な金融商品として注意喚起されていました。報道として、説明や規制に関する話題も紹介されていました。

ここで大事なのは、名前に安心しないことです。

「預金」と聞くと、多くの人は安全で分かりやすいものを想像します。でも、仕組み預金は中途解約がしづらかったり、条件が複雑だったりする場合があります。利回りが高く見えても、自分に不利な条件がないかを確認する必要があります。

同じように、ライブ内では高額なSNSスクール、解約しづらいサブスク、ウォーターサーバーの長期契約、ポイ活のために口座を増やすことなどにも触れられていました。

どれも共通しているのは、「お得そうに見えるけれど、時間や手数料、解約条件まで見る必要がある」という点です。

注意したいポイントをまとめると、次の通りです。

  • 商品名だけで安心しない
  • 利回りだけで判断しない
  • 中途解約の条件を見る
  • 手数料や違約金を見る
  • 契約期間を確認する
  • 高額スクールは費用対効果を考える
  • ポイントのために時間を使いすぎない
  • 無料相談の裏に販売目的がないか考える

私自身も「月額が安いから」「ポイントがつくから」と軽く考えてしまうことがあります。でも、時間もお金も有限です。小さな得に見えても、手間が大きすぎるなら本当に得とは言い切れません。

お金の失敗を避けるには、契約前に一度止まることが大切です。すぐ申し込まず、総額、期間、解約条件、代替手段を確認するだけで、かなり守れるお金が増えると思いました。

ライブ内のQ&Aまとめ

今回のライブで、お金に関係するQ&Aを中心に整理します。

Q. ボーナスは全部貯めるべきですか?

基本給だけで暮らし、ボーナスを貯める考え方は家計を強くする目安になります。ただし、ボーナスが安定している仕事かどうか、どれくらいのペースで資産形成したいかによって調整が必要です。

読者向けには、まず「ボーナスがなくても生活できるか」を確認したいです。ボーナスありきの生活は、収入が減ったときに家計が崩れやすくなります。

Q. 住宅ローンを夫婦で返済すると贈与税はかかりますか?

夫婦間で住宅ローン返済をどう扱うかという相談がありました。動画内では、状況によって変わるため断定は避けつつ、貸し借りとして整理する考え方にも触れられていました。

税金は個別事情で変わります。住宅ローン、名義、贈与税が関わる場合は、税務署や税理士など公式・専門家情報で確認した方が安心です。

Q. 高配当株は売るタイミングを考えるべきですか?

高配当株について、売るべきタイミングがあるのかという質問がありました。回答の方向性は、短期の株価で頻繁に売買するより、配当を受け取りながら長く持つ考え方が示されていました。

ただし、個別株には集中リスクがあります。高配当株を持つ場合も、なぜ持つのか、どれくらいの割合にするのかを自分で決める必要があります。

Q. 相続した個別株はオルカンなどに組み替えるべきですか?

相続した株を持ち続けるか、分散された投資信託に組み替えるかという相談がありました。合理性だけで見れば、分散された商品にする考え方があります。

一方で、相続した株には家族の思い出もあります。お金の合理性と感情のどちらを重視するかで答えは変わります。税金やNISA枠の使い方も含めて確認したいところです。

Q. SNSスクールに年間150万円は高いですか?

高額なSNSスクールに関する相談では、かなり強い注意喚起がありました。SNSで稼ぐために大事なのは、高額な情報を買うことだけではなく、方向性、相談相手、作業量です。

副業を始めるときは、「高いお金を払えば稼げる」という発想に注意したいです。無料や低額で学べる情報、実践できる環境、相談できる相手を先に探す方が安全です。

Q. ポイ活のために銀行口座を増やすのはどうですか?

ポイ活目的で口座を作った相談に対して、時間を使いすぎないよう注意がありました。ポイントはうれしいですが、家計改善の本筋ではありません。

小金持ちを目指すなら、ポイ活より固定費削減、収入アップ、支出管理、資産形成の仕組み作りの方が効果が出やすい場面があります。

Q. ウォーターサーバーは契約してもよいですか?

ウォーターサーバーについては、長期契約や解約手数料に注意する話がありました。便利さはありますが、契約期間が長く、解約時に費用がかかるものもあります。

契約前に、月額だけでなく、最低利用期間、解約料、水の購入条件、置き場所まで確認したいです。

Q. 生活防衛資金は100万円で足りますか?

看護師で収入が安定しているため、生活予備資金は100万円程度でよいかという相談がありました。回答では、生活費がいくらかによるものの、生活費の半年分くらいは置いておきたいという考え方が示されていました。

また、生活防衛資金と特別費は別物です。生活防衛資金は失業や病気などの緊急時用、特別費は車検、家電、帰省、冠婚葬祭など予定される大きな支出用として分けると分かりやすいです。

Q. 医療保険は入った方がいいですか?

女性特有の病気に備えて医療保険を検討している相談がありました。動画内では、公的保険と貯金をベースに考える方向性が示されていました。

ただし、保険の必要性は家族構成、貯金額、働き方、収入保障の有無で変わります。不安だけで契約せず、公的制度、生活防衛資金、保険料総額を見て判断したいです。

Q. 使う力とは何ですか?

経験にお金を使うことについての相談もありました。新しい場所に行く、やったことのないことを試す、旅行や体験にお金を使うことは、人生の満足度につながることがあります。

ただし、お金を使えば何でも「使う力」になるわけではありません。同じ1万円でも、満足感や学びを引き出せる人と、なんとなく使って終わる人がいます。

自分にとって価値がある使い方かどうかを考えることが、使う力を育てる第一歩だと感じました。

Q. 世界の年金制度から何を学べますか?

ライブ後半では、オランダやシンガポールの年金制度について触れられていました。国によって年金の仕組みは違い、日本は現役世代が高齢世代を支える賦課方式に近い形です。

一方で、積立方式のように自分のために積み立てる仕組みを持つ国もあります。制度の良し悪しを個人で変えるのは難しいですが、個人としては自分で備えるしかありません。

日本ではNISAやiDeCoなどの制度もありますが、内容は変わることがあります。まずは公的年金だけに頼りすぎず、家計管理と長期の資産形成を自分のペースで進めたいです。

今日からできる実践リスト

今回のライブから、今日からできることをまとめます。

  • 使っていないサブスクを解約する
  • 長期契約の解約条件を確認する
  • 仕組み預金など複雑な商品に入っていないか確認する
  • 生活防衛資金と特別費を分ける
  • ボーナスありきの生活になっていないか確認する
  • 投資に回してよいお金と現金で持つお金を分ける
  • 高額スクールに申し込む前に一晩置く
  • ポイ活に使っている時間を見直す
  • 医療保険は公的制度と貯金を確認してから考える
  • 年金だけに頼らず、自分で老後資金の準備を始める
  • 経験に使うお金も予算を決めて楽しむ

全部を一気にやる必要はありません。

まずは、今ある契約をひとつ確認するだけでも十分です。仕組み預金、ウォーターサーバー、サブスク、保険、通信費。毎月出ていくお金を見直すと、家計の不安は少しずつ減ります。

私なら、最初に「解約しづらい契約」と「使っていないサブスク」を見ます。ここは一度整えると、来月以降も効果が続くからです。

まとめ

今回の両学長ライブから学んだことは、お金を増やす前に、まず守る力を整えることの大切さです。

仕組み預金のように名前だけでは判断しにくい商品があります。年金制度のように、自分ひとりでは変えられない大きな仕組みもあります。投資のニュースのように、気にし始めるときりがないものもあります。

だからこそ、個人でできることに集中したいです。

家計を見える化する。生活防衛資金を作る。特別費を分ける。複雑な金融商品を避ける。高額な契約は一度止まる。投資は長期目線で考える。経験に使うお金も、自分にとって価値があるかを考える。

どれも派手ではありません。でも、こうした地味な積み重ねが、お金で困りにくい人生につながるのだと思います。

お金の勉強は、特別な人だけのものではありません。今日の支出をひとつ見直すことから始められます。

私もまずは、毎月出ていく契約と、なんとなく続けている支払いを確認します。小さな見直しでも、未来の安心を作る一歩になるはずです。