お金の勉強を始めようと思っても、最初に迷うのは「何から手をつければいいのか」だと思います。
家計簿、固定費、保険、投資、副業、税金。大事そうな言葉はたくさんあります。けれど、全部を一度に見ようとすると、始める前から少し気が遠くなります。宿題リストも全部で345項目あります。数字だけを見ると、正直かなり多いです。
今回の結論は、最初から自分だけの完璧な方法を作ろうとせず、まずは実績のある手順を真似して行動することが大切、ということです。
僕自身も、まだ完璧に理解しているわけではありません。知っているつもりのこともありますし、聞いたことはあるけれど行動まで落とし込めていないこともあります。だからこそ、この宿題リスト企画では過去の実績を引き継がず、0から始めることにしました。
1日1項目は「必ず守る義務」ではなく、無理なく進めるための目標です。体調や仕事、調べる量によって進められない日があっても、そこで終わりではありません。翌日また再開すればいい。そういう前提で、読者の方と一緒に進める連載として記録していきます。
今回公開後の進捗
今日取り組む宿題は「宿題リストの使い方」
1日目の宿題は「宿題リストの使い方」です。
今回は、宿題リストの使い方に関するテキストを読み、2分26秒のイメージ動画を視聴しました。そのうえで、この企画をどう進めるか、自分なりのルールを決めました。
ここで大事なのは、会員向け画面の内容をそのまま紹介することではありません。この記事では、表示されていた文章や画面の詳細を転載しません。スクリーンショットも載せません。
僕が実際に取り組んだことは、とてもシンプルです。まず全体の考え方を確認しました。次に、最初から自己流で突っ走らないことを意識しました。そして、今後の記事では「学んだこと」と「実際に行動したこと」を分けて記録すると決めました。
最初の項目なので、作業としては難しいものではありませんでした。ただ、これから345項目を続けていく入口としては、かなり大事な項目だったと感じています。始め方をあいまいにしたまま進むと、途中で何をもって完了とするのか分からなくなるからです。
宿題リストを0から始めることにした理由
今回の企画では、すでに知っている内容があっても、完了数には入れません。0から新しくスタートします。
理由は大きく3つあります。
1つ目は、自分が「理解しているつもり」になっていないか確認したいからです。お金の話は、言葉だけ知っている状態と、自分の生活で使える状態の間に大きな差があります。固定費の見直しを知っていることと、実際に契約や支出を確認することは違います。
2つ目は、読者の方と同じスタート地点から進みたいからです。途中から「ここまで終わっています」と見せるより、第1項目から一緒に積み上げるほうが分かりやすいと思いました。僕も挑戦中の立場です。完成された成功例としてではなく、試しながら進む記録にしたいです。
3つ目は、完了数を増やすことより、生活に役立てることを重視したいからです。チェックが増えると達成感はあります。でも、家計が少しも見直せていなかったり、行動につながっていなかったりしたら、この企画の意味が薄くなります。
だから、最初からきれいに進めることより、あとで振り返ったときに「この項目は生活にどう関係したか」が分かる形にします。
「まずは真似する」とはどういうことか
今回の中心になる考え方は「まずは真似するところから」です。
短い言葉ですが、初心者にとってはかなり大事だと感じました。
最初から自己流で始めると、判断基準がありません。何を優先すればよいのか、どこまでやれば十分なのか、何を後回しにしていいのかが分からないまま進むことになります。結果として、細かいところで悩みすぎたり、逆に大事な部分を飛ばしたりしやすくなります。
真似するというのは、思考を放棄することではありません。すでに整理された手順を、一度そのまま試してみるということです。試してみるからこそ、自分に合う部分と合わない部分が見えてきます。
たとえば家計管理でも、最初から自分だけの完璧な表を作ろうとすると、それだけで疲れてしまいます。まずは誰かが使っているやり方を真似して、収入と支出をざっくり見る。そこから、自分の生活に合わせて項目を減らしたり、見る頻度を変えたりすればいいと思います。
もちろん、合わない方法を無理に続ける必要はありません。真似したあとに調整することまで含めて、自分の形にしていく。今回の宿題リストも、その流れで進めます。
お金の5つの力を進める順番
このブログ企画では、5つの力を次の順番で進めます。
| 順番 | 分類 | この企画での捉え方 |
|---|---|---|
| 1 | 貯める力 | 支出を整え、お金が残りやすい家計の土台を作る力です。最初にここを整えると、あとから他の行動を取りやすくなります。 |
| 2 | 増やす力 | 投資や資産運用を学び、お金にも働いてもらう考え方です。生活防衛の土台を作ったあと、無理のない範囲で考えます。 |
| 3 | 稼ぐ力 | 本業や副業、学び直しなどで収入を増やす力です。焦って大きく狙うより、自分に合う働き方を探す視点を大切にします。 |
| 4 | 使う力 | お金をただ減らすものではなく、満足度や経験につながる使い方を考える力です。価値観に合う支出を見つけます。 |
| 5 | 守る力 | 詐欺、不要な契約、過剰なリスクから資産を守る力です。増やすことだけでなく、失わない工夫も学びます。 |
分類を並行して進めると、僕の場合はきっと散らかります。あれもこれも気になって、結局どれも中途半端になりそうです。
そのため、まずは「貯める力」を123項目進めます。その後に「増やす力」へ進み、順番を守って記録していきます。
最初は「貯める力」から始める
最初に取り組む分類は「貯める力」です。
収入が増えても、支出がそれ以上に多ければお金は残りにくいです。これは頭では分かっていても、自分の家計に置き換えると意外と見落としやすいところだと思います。
節約という言葉を聞くと、食費を極限まで削るとか、楽しみを全部やめるようなイメージを持つかもしれません。でも、この企画で大切にしたいのは、我慢だけの節約ではありません。
まず確認したいのは、固定費や不要な支出です。一度見直すと効果が続く支出、使っていないのに払い続けている契約、なんとなく続けているサービス。そういうものを落ち着いて見ていきたいです。
少額の節約も大事な場面はあります。ただ、毎日つらい思いをして数十円を削るより、継続的に出ていく支出を一つ確認するほうが、気持ちの負担が少ないこともあります。
僕自身も、家計を整える必要性を感じています。細かい借入状況や金融機関名など、公開していない情報は記事には書きません。ただ、お金の流れをきちんと見直したいという感覚はあります。だからこそ、最初に貯める力から始めることに納得しています。
1日1項目を「目標」にした理由
宿題リストは全部で345項目です。
この数字を一度に見ると、かなり圧倒されます。僕も最初に見たとき、「これは長い企画になるな」と思いました。勢いだけで始めると、途中で息切れするかもしれません。
そこで、1日1項目を目標にします。
1日1項目なら、今日やることが明確になります。全部を見て途方に暮れるのではなく、「今日はこの1つだけ」と区切れます。小さく区切るだけで、気持ちはかなり軽くなります。
ただし、毎日の達成を義務にはしません。体調、仕事、調査量、内容の難しさによって、進められない日もあると思います。僕には健康上の制約もあるので、無理をして続ける形にはしたくありません。
休んだら失敗、ではありません。休んだあとに戻ってこられれば、それで続いています。完璧主義で止まるより、少しずつでも再開できる形を優先します。
この企画は、短期間で一気に終わらせるためのものではありません。生活に落とし込むための記録です。だから、速さより継続を大切にします。
「知った」と「できた」を分けて記録する
お金の勉強で気をつけたいのは、「知った」と「できた」を同じにしないことです。
動画を見た。記事を読んだ。言葉の意味は分かった。ここまでも大切です。でも、家計に関わる宿題では、実際に確認したり、手続きしたり、判断したりする段階があります。
今後は、次の3段階で記録します。
| 判定 | 意味 |
|---|---|
| 完了 | 学習に加えて、必要な行動まで実施した |
| 学習のみ完了 | 内容は理解したが、実行は今後行う |
| 保留 | 現在の生活や家計には適さず、実行を見送った |
今回の「宿題リストの使い方」は、テキストと動画を確認し、今後の運用ルールを決めました。行動としても、この連載の進め方を決められたので「完了」とします。
今後の項目では、学んだだけで終わるものもあるかもしれません。すぐに行動できないもの、今の自分には合わないものも出てくると思います。そのときは、無理に完了にせず、理由を残します。
私が決めた6つのルール
この企画を続けるために、最初に6つのルールを決めました。
- 1日1項目を目標にする
義務にすると続けにくくなるので、目標として扱います。できない日があっても、翌日以降に再開します。
- チェックを増やすことだけを目的にしない
完了数が増えるのはうれしいですが、それだけを目的にしません。生活に役立ったかを大事にします。
- 学習しただけなのか、行動できたのかを分ける
読んだだけで終わった項目と、実際に行動した項目を分けます。あとで見返したときに、自分の課題が分かるようにします。
- 宿題達成のために不要な契約や買い物をしない
完了したいからといって、必要のないサービスや商品に申し込むことはしません。家計をよくするための企画で、支出を増やしすぎないようにします。
- 高額サービスや有料教材をその場で契約しない
お金に関わる判断は、勢いで決めると後悔しやすいです。必要性、費用、解約条件を確認して、時間を置いて考えます。
- 自分に合わない項目は、理由を記録して保留にする
全部を同じように実行できるとは限りません。今の生活に合わない場合は、無理に進めず、なぜ保留にしたかを書きます。
この6つを決めておくと、途中で迷ったときの戻る場所になります。
実際に第1項目へ取り組んで感じたこと
第1項目は、正直に言うと難しい作業ではありませんでした。
テキストを読み、短い動画を見て、進め方を決める。手続きや計算があるわけではないので、家計への直接効果もすぐには出ません。今回の直接効果は0円です。
でも、0円だから意味がないとは思いませんでした。
むしろ、ここで始め方を決めたことに価値があります。345項目という数を見たときは、かなり多いと感じました。全部を想像すると、途中で止まる未来も少し見えます。
それでも「今日やるのは1項目だけ」と考えると、気持ちが軽くなりました。1つずつなら進められるかもしれない。読者の方に見てもらいながら記録することで、続ける理由もできます。
小さくても、1/345へ進むことには意味があります。完璧なスタートではなくても、始めたこと自体が最初の成果だと思います。
今回の実行記録
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施日 | 2026年6月29日 |
| カテゴリ | 貯める力 |
| 通し番号 | 1日目 |
| 宿題名 | 宿題リストの使い方 |
| 実施内容 | テキストを読み、2分26秒の動画を視聴 |
| 判定 | 完了 |
| 家計への直接効果 | 0円 |
| 今後への効果 | 宿題を進める順番とルールが明確になった |
| 貯める力の進捗 | 1/123 |
| 全体の進捗 | 1/345 |
家計への直接効果が0円でも、今回は否定的に捉えていません。今後の家計改善を続けるための準備ができたからです。
ルールがないまま始めると、途中で「これは完了でいいのか」「今の自分に必要なのか」と迷う場面が増えます。今回その基準を先に作れたことは、これからの自分を助けてくれるはずです。
読者が今日できる小さな行動
今日からお金の勉強で取り組む項目を1つだけ決める。
たくさん決めなくて大丈夫です。家計簿を見る、固定費を1つ確認する、動画を1本見る、用語を1つ調べる。今日の1つを決めるだけでも、何もしない状態から一歩進みます。
まとめ|最初の一歩は完璧でなくていい
今回の宿題は「宿題リストの使い方」でした。
最初は真似するところから始めます。その後で、自分の生活や家計に合わせて調整します。1日1項目を目標にして、学習しただけなのか、実際に行動できたのかを分けて記録します。
今回は、テキストと動画を確認し、今後の進め方を決めたため、第1項目を完了とします。次回も、貯める力の項目を順番に進めます。
すべてを一度に変えなくても大丈夫です。今日できる1項目から、一緒に進めていきましょう。
※本記事は、リベラルアーツ大学およびリベシティの公式記事ではありません。
筆者が学んだ内容や実際に取り組んだ結果を、初心者向けに整理した非公式の実践記録です。
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