2026年7月9日の両学長ライブは、日本時間で7月9日(木)朝6時46分ごろのあいさつから始まりました。今回の中心テーマは、Fableに続くAI新モデルの話題、資産が増えてもお金を使えない心理、そして投資・家計・転職・経営に関する視聴者Q&Aです。

この記事では、動画の全文転載は禁止とし、公開字幕が確認できなかったため音声を文字起こしして、内容を要約・整理しています。音声認識では固有名詞や制度名が誤って起こされることがあるため、動画タイトルとライブ内の文脈で確認できる範囲を補正しました。AIサービス、NISA、投資信託、賃貸契約、経営、税務に関する条件は変わる可能性があります。実際に判断する前には、公式情報や専門家への確認も入れてください。

今回のライブで学んだこと

今回のライブで一番残ったのは、「資産が増えれば不安が消える」とは限らない、という現実的な話です。資産が1億円に近づいても、お金が減ることへの不安から、リフォームやレジャー、食材費まで削ってしまう。これは極端な例ではなく、長く黒字家計を続けてきた人ほど起こりやすい悩みとして語られていました。

学長は、インデックス投資を長く続けて資産を増やした人でも、出口で取り崩す段階になると心理的な壁が出ると話していました。理論上は4%ルールのような考え方があっても、実際には「減っていく残高」を見るのがつらい。だからこそ、貯める力・増やす力だけでなく、使う力も少しずつ練習していく必要がある、という流れです。

hidekunとしては、ここがかなり刺さりました。家計管理をしていると、つい「支出を減らす」「投資額を増やす」ばかりが正解に見えます。でも、人生の満足度を上げる支出まで削ってしまうと、資産形成の目的がぼやけます。お金は安心の土台であり、同時に大切な人との時間や経験に変えるための道具でもあります。

もう一つの大きな話題はAIです。前日まで話題になっていたFableに加えて、ライブ内ではChatGPTの新しいモデルが出るらしいという話がありました。ライブ時点では、提供範囲や性能、料金などはまだ確認中の情報として扱われていました。ここは噂や期待だけで判断せず、OpenAIや各サービスの公式情報を見て確認する姿勢が大切です。

主なニュース・講義

Fableに続くAI新モデルの話

冒頭では、ここ数日話題になっていたFableに加え、ChatGPT側でも新しいモデルが出るらしいという話がありました。ライブ内では「明日またすごいAIが来る」という温度感で語られていて、Sol、Terra、Lunaのようなモデル名にも触れられていました。

ただし、この部分はライブ内でも「まだ調べきれていない」「使ってみてからレビューする」という趣旨でした。つまり、記事としては「新モデルへの期待が高まっている」と整理するのが安全です。料金、提供対象、利用上限、商用利用の条件などは、実際に使う前にOpenAIや関連サービスの公式案内を確認してください。

学長が強調していたのは、AIは一部の人だけに関係する話ではないという点です。文章を書く人、調べものをする人、仕事の段取りを考える人、家計や副業を整理したい人にとって、AIはすでに身近な道具になりつつあります。

1億円近くあっても「使えない病」になる

今回の一番大きな講義パートは、視聴者から届いた長いお便りでした。内容は、2021年ごろに約2,000万円だった純資産が、約5年半で1億円近くまで増えたというものです。固定費の見直し、ドル建て保険の解約、ライフプラン作成などを実践し、会社員から個人事業主にも挑戦したという流れでした。

一方で、個人事業主になってから収入が思うように伸びず、「このまま資産が減っていくだけではないか」という不安が強くなったそうです。家の水回りリフォームをしたいのに踏み切れない。レジャーを控える。食費まで削る。資産はあるのに、お金を気持ちよく使えない状態になっていたという話です。

学長は、これは多くの人が通る道だと整理していました。100万円の人は500万円あれば安心と思い、500万円の人は1,000万円、1,000万円の人は3,000万円、そして1億円へと安心ラインがずれていく。資産額だけで不安が消えるわけではない、という話です。

使う力はトレーニングがいる

ライブでは、「使う力もトレーニング」という表現が印象的でした。ライフプラン表を作って数字上は大丈夫だと分かっても、それだけで行動が変わるとは限りません。月にいくらまでなら経験や家族との時間に使ってよいのか、小さな予算を決め、実際に使ってみて、よかったと思える体験を積む必要があります。

これは浪費をすすめる話ではありません。必要のないものにお金を使う話でもありません。自分や家族にとって本当に価値のあることに、怖がりすぎず支出する練習です。

僕自身も、家計管理をしていると「使わないこと」を褒めがちになります。でも、旅行、健康、家のメンテナンス、学び、家族との時間など、あとで取り返しにくいものもあります。お金を減らさない技術と同じくらい、お金を人生に戻す技術も大切だと感じました。

鹿児島のマンゴーと共に届いた報告

後半では、鹿児島のマンゴーと一緒に届いた近況報告も紹介されました。内容としては、民泊副業の1軒目が順調に利益を伸ばし、2軒目の立ち上げを進めていること、本業の経験をもとにブログも始めたこと、本業でも経営の知識を活かして提案や業務改善に取り組んだことなどでした。

学長は「選択と集中ができていない」と本人が書いていた点に対して、民泊、ブログ、本業改善と、ある程度関連しているなら十分つながりがあるという趣旨で受け止めていました。副業を広げるときは、ただ手を広げるのではなく、経験や知識が横に活きるかを見るのが大切です。

ここも学びがありました。副業は、いきなり大きく当てるより、1つ目の経験を次へつなげる方が現実的です。民泊で得た経験をブログにし、本業の改善提案にも活かす。このように学びが循環すると、収入だけでなく、自分の仕事の軸も育っていきます。

お金に関する主要テーマ

インデックス投資の出口は心理面が難しい

ライブでは、インデックス投資で資産を増やした後の出口について、かなり現実的な話がありました。理論上は、運用しながら一定割合を取り崩す方法があります。しかし、数字上は成り立っても、実際に残高が減っていくのを見るのは簡単ではありません。

特に、長期投資に向いている人ほど、黒字家計を作る力があり、計画的で、無駄遣いを避けてきた人です。その人が急に「これからは取り崩して使いましょう」と言われても、気持ちがついていかないことがあります。

高配当株が心理的に好まれやすい理由もここにあります。効率だけで見ればインデックス投資が有利な場面はありますが、配当金のように入ってくるお金があると、使う心理的な抵抗が少し下がる人もいます。どちらが正しいかではなく、自分が続けられる仕組みを考えることが大切です。

NISAや投資信託は目的別に整理する

Q&Aでは、子どもの学費と老後資金を分けて管理したいので、オルカンやS&P500以外のインデックス投信を検討しているという相談がありました。学長は、中身としてはオルカンやS&P500に近い商品を選ぶなら、楽天オルカンや楽天S&P500のような同種の商品で分けてもよい、という趣旨で答えていました。

ここで大切なのは、商品名を増やすこと自体ではありません。目的別に管理したいなら、口座、名義、家計簿、メモ、証券会社の表示などで分ける方法もあります。商品を変えることで管理しやすくなる場合もありますが、似た中身の商品を増やすと、かえって全体像が見えにくくなることもあります。

NISA制度や投資信託の仕様は変更されることがあるため、制度の上限や対象商品は金融庁や各証券会社の公式情報で確認してください。

事業のお金は「会計上の赤字」と「実際のお金の減り」を分ける

最後のQ&Aでは、法人の会社経営で「頑張っているのに赤字」と言われているが、何が原因か分からないという相談がありました。学長は、まず会計上の赤字と実際の資金繰り上の赤字は違う可能性がある、と整理していました。

たとえば、減価償却などの会計処理によって帳簿上は赤字でも、現金が大きく減っていない場合があります。反対に、帳簿上はそれほど悪く見えなくても、資金繰りが苦しい場合もあります。

さらに、赤字会社を立て直す相談先は、税務の専門家だけでは足りないことがあるという話もありました。税理士は税金や会計処理の専門家ですが、経営改善そのものの専門家とは限りません。経営の相談は、実際に近い規模や業種で経験のある経営者、経営コンサル、金融機関、商工会議所など、目的に合う相手を選ぶ必要があります。

家計や資産形成への生かし方

今回のライブを家計に落とし込むなら、まず「使ってよいお金」を見える化することです。生活費、税金、社会保険料、教育費、住宅費、老後資金を整理したうえで、家族の経験や健康、学びに使う予算を小さく作ります。

たとえば、月に数千円でもよいので「経験費」や「家族時間費」を作る。旅行が難しければ、外食、日帰りのお出かけ、家の小さな改善、学びの本でもよいと思います。大切なのは、使ったあとに「これは自分たちにとってよかったか」を振り返ることです。

投資では、目的別の管理も見直したいところです。子どもの学費、老後資金、住宅メンテナンス、事業資金など、同じ投資信託で運用していても、目的を分けておかないと使う段階で迷います。商品を増やす前に、目的、期間、許容できる値動き、現金で持つ範囲を整理しておきたいです。

AI活用では、いきなり高度なことをしなくても、家計の整理、支出の分類、記事やメモの要約、仕事の段取り、学習計画づくりから始められます。AIの料金や性能だけを追うより、自分の生活で何を楽にしたいのかを先に決めると、道具に振り回されにくくなります。

投資や金融商品で注意したいこと

今回の投資関連の話では、インデックス投資、TOPIX連動の商品、オルカン、S&P500、4%ルールなどが出てきました。ただし、どれも「この商品を買えばよい」という話ではありません。

TOPIX連動の商品を持つこと自体は、目的が明確なら選択肢になります。ただ、オルカンの中にも日本株は含まれているため、日本株を追加するなら、全体の地域配分が変わることを理解しておく必要があります。

4%ルールも、便利な目安ではありますが、誰にでもそのまま当てはまるものではありません。資産額、年齢、収入、支出、家族構成、税金、社会保険、相場環境によって変わります。取り崩しが怖い人は、数字だけでなく、心理面も含めて出口戦略を考える必要があります。

NISAを使う場合も、制度の非課税枠や対象商品、口座の条件は公式情報を確認してください。投資には元本割れの可能性があります。家計の土台が整っていない段階で、焦って投資額を増やす必要はありません。

副業・AI・経営で注意したいこと

副業や事業の話では、「収入への不安」と「価値を伝える難しさ」が大きなテーマでした。会社員時代は、目の前の仕事を丁寧にしていれば評価や給料につながることがあります。しかし個人事業主になると、自分のサービスを伝える、必要としている人に届ける、継続して選ばれる、という別の力が必要になります。

学長は、目先の利益だけを追うのではなく、目の前の人に喜んでもらうことを大切にする方向性には前向きでした。ただし、事業として続けるには、価値を伝えることや価格を設定することから逃げられません。

AIについても同じです。AIを使えば何でも簡単に稼げるという話ではありません。AIでできることが増えるほど、何を作るか、誰の困りごとを解決するか、どう改善するかが問われます。新しいモデルが出たら試すのはよいことですが、料金や利用条件を確認し、自分の仕事や家計に合う使い方を探すのが現実的です。

経営相談では、税理士に何でも聞けばよいわけではないという話がありました。税務、会計、資金繰り、営業、採用、現場改善はそれぞれ違う領域です。相談先を間違えると、相手も答えづらく、自分も前に進みにくくなります。

ライブ内のQ&Aまとめ

Q1. 子どもの学費用に、オルカンやS&P500以外の投資信託を選ぶべき?

ライブ内では、目的別に分けたいなら楽天オルカンや楽天S&P500のような同種の商品を使う考え方もある、という趣旨でした。ただし、中身が大きく変わらないなら、商品を増やすより名義や管理メモで分ける方が分かりやすい場合もあります。

Q2. 美容室の店舗で、管理組合からゴミ処理費や看板使用料を請求されたら?

学長は、まず誰から、どの根拠で請求されているのかを確認する必要があると話していました。管理組合で決まった内容なら従う場面もありますが、総会決議や規約の根拠を確認した方がよい、という整理です。契約相手が誰かも大切です。

Q3. 自由な働き方を手に入れるには?

リベ大の宿題リストをコツコツ進めているなら、それを続けることで近づいていくという回答でした。自由な働き方は一気に手に入れるものではなく、家計を整え、資産を増やし、稼ぐ力を育てる積み重ねです。

Q4. 家賃や共益費の値上げ通知は受け入れるべき?

共益費も実質的には家賃と近い扱いになることがあるため、値上げを求められる可能性はあるという話でした。ただし、水道代や電気代など実費に近いものか、通常の共益費かで話は変わります。契約書や通知内容を確認する必要があります。

Q5. 0歳の子どもがいて、年収が下がる転職はあり?

家計全体の収入、支出、生活防衛資金、配偶者の収入安定性によって判断が変わるという回答でした。片方の収入だけでも暮らせる、資産がある、生活に大きな支障がないならリスクは抑えられます。ただし、年収が下がる転職は、次の転職時の評価基準にも影響しやすいため慎重に考える必要があります。

Q6. TOPIX連動の商品を買うのはどう?

日本株を持ちたい目的があるなら選択肢にはなる、という趣旨でした。ただし、オルカンにも日本株は含まれています。TOPIX連動商品を追加すると、日本株比率が上がるため、全体バランスを見て判断する必要があります。

Q7. 1億円近くあっても、お金を使えないのはなぜ?

人は資産が増えても、減ることへの不安が消えるとは限らないという話でした。特に、黒字家計を作り、長期投資を続けられる人ほど、残高が減ることに敏感になりやすい面があります。使う力も練習が必要です。

Q8. ライフプランを作れば不安は消える?

ライフプランは大切ですが、それだけで不安が消えるとは限りません。数字で大丈夫だと分かっても、実際に使う行動には別の練習が必要です。小さな予算を作り、使ってよかった経験を積むことが大事です。

Q9. 個人事業主になって、収入不安が強いときはどう考える?

会社員時代と違い、個人事業では自分の価値を伝える力も必要になります。目先の利益だけではなく、目の前の人に喜んでもらうことを大切にする方向性はよいものの、サービス内容や価格、届け方も整えていく必要があります。

Q10. 民泊副業、ブログ、本業改善は手を広げすぎ?

ライブ内では、民泊の経験をブログにし、本業の改善提案にも活かしているなら、ある程度つながっているという受け止め方でした。完全にバラバラな挑戦ではなく、経験が横に活きるなら広げ方として悪くありません。

Q11. 法人が赤字と言われたら、税理士に相談すればよい?

学長は、税理士は税務や会計処理の専門家であり、経営改善そのものの専門家とは限らないと話していました。会計上の赤字か、現金が減っている赤字かを分け、経営改善なら経営経験のある人や専門家に相談する視点も必要です。

Q12. AIの新モデルはすぐ使った方がよい?

新しいAIは試す価値がありますが、料金、提供範囲、利用上限、商用利用の条件を確認する必要があります。ライブ内でも、学長自身が使ってみてレビューするという流れでした。まずは小さな用途から試し、自分の仕事や生活で役立つかを見るのが現実的です。

Q13. AI時代に稼げる仕事は何が変わる?

深掘りは次回以降に回ったものの、学長はAIのインパクトはかなり大きいと見ていました。単純作業や作るだけの仕事はAIに置き換わりやすく、相手の課題を整理する力、運用改善、信頼関係、事業理解がより大切になりそうです。

hidekunの実践メモ

今回のライブを見て、自分の家計にも「使う力の枠」を作りたいと思いました。貯める・増やすの管理表は作りやすいですが、使うことの管理表は意外と作っていません。

たとえば、今月は家族時間、健康、学び、住まいの改善のどれかに小さく使う。使ったあとに「満足度」「次もやりたいか」「後悔がないか」をメモする。こうすると、支出がただの消費ではなく、経験の記録になります。

AIについては、モデル名を追うだけでなく、実際に自分の作業に入れることを意識します。記事の構成整理、調べものの下準備、家計の振り返り、チェックリスト作成など、日常の小さなところで使う回数を増やしたいです。

副業や事業の話では、「自分の価値を伝えること」から逃げないことが課題だと感じました。良い仕事をするだけで伝わる場面もありますが、個人事業では、何を誰に届けるのかを言葉にすることも仕事の一部です。

今日からできる実践リスト

  • 家計簿に「使う力」の欄を1つ作る
  • 月に一度、家族や自分の経験に使う小さな予算を決める
  • 使ったお金について、満足度と学びをメモする
  • 投資の目的を、老後資金、教育費、住宅費などに分けて書き出す
  • NISAや投資信託の条件は公式情報で確認する
  • AIサービスは料金、上限、利用条件を確認してから使う
  • AIを調べもの、文章整理、家計の振り返りに小さく使う
  • 転職を考えるときは、年収だけでなく家計全体の安全度を見る
  • 事業の赤字は、会計上の赤字と資金繰りを分けて確認する
  • 税務、経営、契約の相談先を混同しない

まとめ

2026年7月9日の両学長ライブは、AI新モデルの話題、1億円近くあってもお金を使えない心理、そして投資・家計・転職・経営のQ&Aが中心でした。

AIは、これからも新しいモデルや使い方が次々に出てきます。ただ、名前や性能だけを追うより、自分の生活や仕事で何を楽にしたいのかを決めることが大切です。

お金については、資産を増やすだけでは不安が消えないという話が印象的でした。長期投資、黒字家計、ライフプランは大切です。でも、それを人生の満足につなげるには、使う力も育てていく必要があります。

今日の自分にできることは、大きな決断ではなく、小さな予算を決めて、価値ある使い方を試すことかもしれません。貯める、増やす、守るに加えて、使う力も少しずつ育てていきたいです。